不祝儀袋に入れるお札の顔はどっち向き?

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不祝儀袋

然の葬儀で準備に慌てたことはありませんか?そんなときの役に立てるよう、今回は不祝儀ぶしゅうぎ袋について紹介します。
袋は白無地または蓮の絵が描いてあるものを、水引は白黒または双銀のものを選び、表書きは故人が浄土真宗なら「御仏前」を、宗派がわからない場合は「御霊前」を書きましょう(❶)。

最近は薄墨でなく、市販の黒の筆ペンを使うことが多くなっています。中袋の表には、できれば旧字体の漢数字で金額を、裏には住所と氏名を記入します。
また、袋に入れるときは新札を使わないようにしましょう。なぜなら、亡くなった方の不幸を予想し準備していたというニュアンスになるためです。持ち合わせがない場合は、軽く折り目を入れるとよいです。
顔を伏せるという意味で、お札の表が内袋の裏側に来るように入れ、外包みもお札の表側が裏になるように包みます(❷)。

最後に袋の折り返しは下を先に折り、かぶせるように上を折ります(❸)。

袱紗ふくさに包み、受付でお悔やみの言葉を述べて渡しましょう。

出典:仏教を楽しむ情報誌「わげんせ」
イラスト:砂山恵美子

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